北群消滅

ブログの更新が滞ってしまった。

8月中旬には北群が消滅してしまうという残念なこともあった。

思い出しながらまとめてみる。

 

8月11日の蓮の花。

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北群の様子がおかしくなってから、8月9日にメントールを10グラム巣箱内に設置。

11日に蟻の侵入を防ぐために巣箱下にプールを設置と、採蜜を一段分実施。

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蜂数に対し大きく感じる巣版の縮小と巣虫の調査が目的。

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採蜜後の巣内。

 

越冬群なので、やはり巣虫は少しいた。

そして、蜜はあまりいい香りではなく、結果的に二瓶目の途中で採蜜を中止。

スズメバチトラップなどで使うことにして、食用にはしないことにした。

もったいないが、おいしくないので仕方ない。

 

そして翌朝に見ると、既に北群の巣箱は戦場と化していた。

巣箱の周りをたくさんのミツバチが飛び回っている。

採蜜によってできた巣板の断面から放たれる、蜂蜜の香りに誘引された他群のミツバチが、北群のミツバチを殺害し、蜜を奪いに来たようだ。

早朝の段階で、落城していたように見えた。

ミツバチがミツバチを咥え巣の外に引きずりおろしている。

蟻の侵入を防ぐための水槽には、たくさんのミツバチが浮いていた。

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残念だがもうどうしようもない。

 

12・13両日は時間がとれず、14日に全ての巣枠を解体し、巣板で蜜蝋をつくった。

解体して分かったが、下方の巣板の蜜は香りもよくおいしかった。

ただ、主の消えた巣で巣虫は急成長していて採蜜はしなかった。

最下方の蜜や花粉のない、育児圏の巣板にも、巣虫がはびこっていた。

凄まじい速さで食い進むのだろうか。

 

北群を襲撃したのは階段群だったかも知れない。

階段群は弱小の群れだ。

メントールを階段群に移した。

 

15日には台風が西日本を縦断したが、被害は大きくなかった。

 

今週は天気が崩れがちで、早くも秋へと季節は移ろうとしているのだろうか。