西洋ミツバチの猛攻
今月に入り朝晩の冷え込みも強くなり、車のガラスに氷が張るようになってきた。
紅葉も見頃を過ぎた。
11月一杯はスズメバチもミツバチ狩りを続けていた。
度重なるスズメバチの襲来に必死に耐えていた東群は11月初旬には滅亡したが、今だに東群設置のスズメバチトラップにスズメが掛かる。
落ち葉も張り付いてしまう。
しかし、11月も終わり頃からはスズメバチの襲来は減ったように見える。
それに取って代わるように現れた強敵が西洋ミツバチだ。
初めてその存在を目撃したのは11月27日。
北群の箱に群がる西洋の勢いに、絶望感を覚えた。
今、西洋は北群を滅亡させ、残る蜜を盗みに北群の箱を中心に飛来している。
いくつかの巣門を閉じてみたが、比較して小さい日本蜜蜂は対抗できなかった。
兆候は11月初旬に感じていた。
勢いのあった階段群の巣箱前にたくさんのミツバチの亡骸が転がっていた。
オオスズメの襲撃にしては、痕跡がなかった。
11月は忙しくて蜂を見てやれなかった為、援護ができなかった。
結局、西洋によって階段、北、壁北の3群が滅亡。
残るは崖、中央、西の3群。
内検では、残る群全ての巣箱内からも西洋ミツバチの死骸を見た。
対策が思い浮かばない。
いつまで西洋は活動するなだろうか。
どこから来るのか。
西洋ミツバチの巣箱が近いような気もするが、まだ分からない。
昨晩は、庭で初めて猪を見た。
手持ちライトで照らしても、一瞥をくれることもなく地面をほじって餌を探していた。
距離にして5メートルの人間にも、警戒するどころか、むしろ威嚇の意思を感じた。
一旦離れて石を探し、相変わらずこちらを無視するイノシシ二頭に投石で威嚇。
イノシシは無言で慌てて走り去った。
その後、庭の奥にいた別の複数の猪、これは目視出来なかったが石を適当に投げて追い払った。