今季、初分蜂

今日は、天気予報通り晴天となり、気温も上がった。

昼には、今季初のカエルの鳴く声も聞こえました。

ただ、風は強く吹いた時もあり、絶好の分蜂日和だった、とまでは言えないかも知れません。

そして、うちの敷地は近所の平野部に較べて少し寒いように感じる。

風の通り道だと、地元の先輩の方々から何度か言われたこともある。

 

結果的には、段々畑だった丘の上段に位置する南群が分蜂し、南側の中段に設置した待ち箱に入居した。

仮に、ここに入った群れを、「外南群」と呼ぶことにします。

ただし、一部の蜂が蜂球のまま箱に入居せず、野宿して夜を明かすようです。

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入居前に作った蜂球。このうち3分の1ほどが未入居で、このまま夜を明かす模様。

実は、このクヌギの木は、入居した待ち箱よりもさらに南に位置する待ち箱に近い。

蜂球を形成するまでの旋回飛行は、二つの待ち箱にまたがるエリアで行われていた。

明日以降、どのように蜂の行動が推移するのか、観察します。

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旋回飛行の様子。想像より広い範囲で、空が蜂で埋め尽くされた。

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分蜂群が一大飛行を展開している最中の、分蜂元の南群の巣箱。

数十匹が外壁に張り付いていた。

 

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夜に確認できた分蜂群の入居。外南群。

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上の写真と同じ頃の南群。

そして、下は4月2日の南群。

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思ったより、僅かしか蜂が減っていないように見える。

近々箱を継ぎ足したい。

 

 

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クヌギの木の芽。午後1時頃。

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午後3時頃。若干伸長しただろうか?気のせいか。

 

夕方、仕事帰りの奥方が、庭の草むしりをはじめた。日に日に草は伸びている。

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 カラスノエンドウも背を伸ばし、花を付けてきた。

「きやーーーーーーっ!!!!!!!」という、奥方の大きな悲鳴。

いつ聞いてもドキッとする大音量。

雑草を掴んだら、カエルを握りつぶした!とパニックを起こしている。

手の平は汁まみれだ。

・・・草の上で、灰色系の迷彩模様をまとったアマガエルが、慌ててジャンプを繰り返していた。

幸い、潰されてはおらず、慌てておしっこを出したのだろう。

 

さて、

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昼間、他の待ち箱では、熾烈な抗争が繰り広げられていた。

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待ち箱の周りに点在するミツバチ(探索蜂)の骸。

ミツバチの毒針は、他人(他のミツバチ)に有効なのであろうか?

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一対一で喧嘩中の蜂たち。他の群れの探索蜂?の背中にしがみ付いている蜂の方が優勢のように感じる。

新しい家を探す探索とは、命がけの任務なのか。

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今日、周辺での蜂の活動が比較的に活発だった待ち箱の中。夜の撮影。

3匹の蜂がとどまっていた。

他の群れに取られないように常駐しているのだろうか。

他の二つの待ち箱は、空だった。